発達障害児の肥満対策 偏食やこだわり編

偏食やこだわりが原因で、食べる物が偏っている発達障害児に、
好き嫌いを直そうと働きかけるのは、はっきりいってすごく難しいです。

嫌いなものも無理やり食べさせて矯正するという
療育をしているところもあると聞きますが、
できれば自分から喜んで食べてくれるようになって欲しいですよね。

わが家の偏食対策

トモが通った療育センターの通園コースでは、
好き嫌いは無理して矯正することはしませんでした。
結局、通園を卒業したあとも、激しい偏食が数年間続くことになってしまい、
母親の私もかなり苦労したのですが、
小学校4年生頃から、嫌いなものでも食べるようになりました。

それは、好きな野球がもっと上手になるには、
好き嫌いをせずに野菜を食べないといけないということに、
本人が気づいたからでした。

わが家の場合は、栄養バランスを頭で理解した結果、
偏食を乗り越えられたわけですが、
偏食に対する取り組みはご家庭によりそれぞれだと思います。


劇的に変わる方法でもあれば、私が知りたいくらいです。

偏食中に気をつけたこと

偏食中は、できるだけカロリー過多にならないように気を付けました。
本来ならば、野菜を加えてカサを増し、カロリーをセーブするのですが、
わが家の場合は、色が混じっているのがNGだったため、
カサ増し作戦は成功しませんでした。

ですので、皿数を多くしたりして見た目に豪華に魅せたりしていました。

あと、おやつも手作りしたりしていたこともあります。

低カロリーのオートミールを使ったクッキーなどは大好きだったので、
よく手作りしていました。

食後によく食べていたゼリーも寒天やこんにゃくを使ったりして、
カロリーをコントロールしていました。

いろんな方に聞いたら、
ある日を境にして変化したお子さんは沢山いるみたいです。



肥満とおやつ

偏食中でも困るのが、おやつの食べすぎですよね。

わが家も野菜はダメなのに、おやつは無制限・・・
ということもあって、

名前の書いた保存容器に、今日の分を入れたり、
3つに仕切られたランチ皿に好きなおやつを盛らせたりして、
食べる量を確認させていました。

小分けパックのおやつなどは、割高ですけど重宝しています。
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