軽度発達障害って?(3)  観察と分析のススメ

「軽度発達障害」という診断名とは
どんなものか、イメージがつかめましたか?

「軽度発達障害」という言葉のイメージ
あなたのイメージはどうですか?

大したことないと思っていた・・・そう答える人、結構いるんですよね。 私の個人的な意見ですが、
診断名に関わらず、気になる症状があるなら、
何かしらの対策を考える方がいいと思います。

放ったらかしておいて改善する場合もあるかもしれませんが、
ますます悪い方向にエスカレートする場合もありますので。

特に幼児期は、自分から言葉でSOSを発信ことができません。
同年齢のお子さんと比べても、表現力という部分では未熟です。
なので、気になる行動やパニックとなって現れることがあります。

このような様子が見られたら、どうしてますか?
困った行動やパニックを鎮めようと、怒ったりしてませんか?

「怒る」というのは、怒っている言葉の内容ではなくて
声の口調や表情を子どもたちは受け止めます。

だから、一時的に治まったとしても、改善されないんです。


我が家で一番効果的だったのは、
様子を観察して原因をさぐる
ということでした。


乳幼児期のパニックや問題行動は、
単純な理由が原因のことが多いみたいですよ。

なので、親は冷静に観察して分析してみてください。

すると、このような親の態度をみて、お子さんは
「お父さん、お母さんは、私のことを見ていてくれる」
と、すごく安心感を持つんですね。

そういう信頼関係ができてくると、お子さんは精神的に安定してきます。
精神的に安定してくると、気になる症状も軽減されてきたりします。

我が家では、幼児期に観察&分析を繰り返すことで
親子の意思疎通がスムーズにできるようになりました。

今、小学4年生ですが、とても落ち着いて学校に通っています。

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