お友だちと遊ばないのはなぜ?

「公園に行ってもお友だちと遊ばない」
「幼稚園で、みんなと離れてひとりぽつんといる」

そんな話をちらほら聞きます。

実は、わが子もそういう時期がありました。
今はお友だちと元気に遊んでいるようですが、
当時は友だちと遊べないわが子の姿を見て、
泣きそうな気持ちになっていました。

なぜ友だちと遊べないんだろう・・・
私なりに分析してみました。

「友だち」と認識するステップが必要

普通の子どもたちは、
公園などにいた子どもたちと、抵抗なく遊べます。

でも、わが子の場合、
どこの誰やらわからない人と遊ぶことができませんでした。
自分の領域に見知らぬ人が侵入してくるのがとても嫌だったらしく、
帰りたいそぶりを見せたりしました。

ところが、ある日、不思議なことに気がつきました。
当時住んでいた社宅で、
「一緒に遊ぶことができる子」と
「遊べない子」がいる
ということに気がついたんです。
遊ぶことができる子は、一度我が家に招待して遊んだ子でした。

もしかして、
1度我が家に招待した子=友だち
  と認識している
のではないか?

そう思った私は、
次からは、まず我が家に招待する==>公園で遊ぶ
  ということを始めました。

そうすると、わが子は抵抗なく友だちと遊ぶようになりました。

遊ぶルールがわからない

子どもたちは、大きくなると
バラバラに遊んでいたのが集団で遊ぶようになります。

おにごっこやボール遊びなど、ダイナミックに遊ぶようになります。

でも
、 遊びに入れなくてポツンと取り残されている子
いますよね。

もしかしたら、遊びのルールがわからないからかもしれないです。

発達障害児は、「見よう見まね」でルールを覚えるのが苦手です。
最初は面倒でも
手取り足とり、根気よくルールを教えていく
そうするとルールを理解することができます。

ルールが理解できれば、
みんなと一緒に遊ぶことができるようになるかもしれません。

集団が動くのが生理的に嫌!

我が家の次男が、保育園に通っているとき、
集団での体操や踊りをすごく嫌がったことがありました。
お砂場に座って砂遊びをしたり、工作をしたりするときはいいのに、
みんなで一斉に動く動きが始まると涙目になってしまうのです。

なんどやっても同じ状況でした。
みんなの動きを見てみると、目が回っちゃうのかもしれません。

発達障害児の特徴のひとつに「感覚のもんだい」というのがあります。
感覚は、味覚や触覚のほかにも体のバランスをとったり、
いろいろな役割があるのですが、
なんだか私たちとは違う感じ方をしているようです。

このように、発達障害児は、
一般の人とは違う理解の仕方や感じ方をしているのではないか
と私は思います。

ただ、心の中や頭の中は、本人しかわからないですよね。
困っているときに療育センターの先生方に聞いたりもしましたが、
納得のいく回答は得られなかったように思います。

発達障害についての研究は、診断された頃とくらべると、
ずいぶん進んだとは思いますが、ひとりひとり症状が違うため
「これだ!」という答えはなかなかでないんだろうと思います。

そんな中で、いま直面している問題を解決するには・・・

私は「観察」と「分析」をおススメします。
お子さんの気になる様子が見えたら、
じっと観察してみてください。

なにかが見えてくるかもしれないですよ^^
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