シャンプーが嫌い

お風呂の話でも書きましたが、 シャンプーは相当大変でした。

シャンプー嫌い時代の洗髪方法

最初のころは、シャンプーをつけた頭を
濡らしたタオルで拭き取っていました。
20回くらいやったかなぁ・・・
今思えば、自分でもよくやったなぁって思います。

でも、本音を言えば、もっとはやく自分で洗えるようにしたかったです。
その時が来ればできるようになるんでしょうけど、道のりは長かったです。

話し合いで子どもの意見を聞くことも大切

小学生に上がると、頭が大きくなったのか、
濡らしたタオルで拭いても、シャンプーがなかなかとれず
本人と話し合いをしました。

話し合うっていいですよね。
結果は「頭からお湯をかける」でも
一方的に親がやるのではなく、子どもの意見を聞くことで
本人も納得
しますから。

で、トモがいうには
「頭からお湯をかけるのは仕方ないけど、
タオルで顔にお湯がかからないようにして欲しい」
というのです。

トモの場合、感覚が過敏なのは後頭部と顔、
特に目や鼻が過敏です。

シャンプーのときに問題になるのは、顔だったようで
タオルで顔を覆えばザバーっとかけてもOKになったので
ずいぶん楽になりました。

お湯を3~4杯、かければいいだけなので
タオルで拭くよりも効率アップ。

スイミングにも通いだし、顔を水につけることができた頃から
飛躍的に進歩しました。

お湯だけなら、頭からかぶっても平気になったのです。
相変わらずシャンプーを洗い流すのは苦手でしたけど・・・

しばらく、顔をタオルで隠してお湯をかける状態でしたが
4年生になると、野球の合宿でひとりで泊まりにいくことになり
シャンプーもひとりでしなければいけない事態に。

で、練習しました。

頭を濡らして、シャンプーをつけ
下を向いてお湯をかける・・・

頭を「トップ」「後頭部」「首元」の3つのパーツに分け
それぞれ2杯ずつお湯をかける・・・というように
お湯をかける部分をイメージしやすいように工夫をして
練習をしました。

そうとう練習しましたけど、今はひとりでお風呂に入れます。
すごい進歩です。
本人も自信がついたみたい。

お風呂とシャンプー、時間がかかりましたけど、
なんとか人並みに。

あらためて、いままでのことをふりかえると
子どもの成長を感じます♪
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