食生活と歯のケア

歯のケアといえば、やはり歯磨きです。
乳歯の時期は、歯の材質が柔らかく、一度虫歯ができるとあっという間に進行します。

一般のお子さんもそうですが、虫歯を作らないためにはおウチでのケアが重要です。

ただ歯磨きをすればいいという訳ではなく、1日の生活サイクルも考えながら歯のケアについて考えてみたいと思います。

食生活

発達障害児を持つお母さんは、場面の切替えやご褒美などでお菓子やジュースを与えるという方、多いのではないでしょうか?

発達障害児は、場面の切り替えが苦手なお子さんが多いです。
・遊びを中断して家に帰るとき
・今からお出かけするとき etc.
次の行動に移ろうとするとき、必ずと言っていいほど暴れたり、脱走したり・・・
それで疲れてしまっているお母さんを時々みかけます。

そんなときに
「手を洗ったらおやつにしようか?」
「砂場道具片付けたらジュース飲もうか?」
など、今の場面が終わったら次にいいことあるよ♪的な切り替え方法は、かなり効果的です。

   我が家も場面の切替えがうまくできなかった頃、この方法がとても役に立ちました(^_^)

ただし、この方法は、1日に何度も使うことができません。
しょっちゅうお菓子やジュースを要求されたり、だらだら食いが続くと肝心の食事が入らなくなったりします。

歯の健康面から考えても唾液が口の中を洗浄するために、何も食べない時間が必要なのだそうです。

我が家の場合、規則正しい生活が重要ということで、1日のスケジュールを決めました。
睡眠・食事の時間をベースに遊ぶ時間やお出かけの時間を決めていくと、おやつや気分転換の時間が決まってきます。そうやって日々変わらない生活を続けていると、子どもの方でも切り替えが上手になって、過剰なおやつやジュースを減らすことができました。

1日の生活ペースは、大人になっても必要なスキルです。
小さいころから食生活のペースを作ってあげることが、今後の生活に大いに役立ってくれるのではないかと思います。

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