発達障害児と病院とのお付き合い

一般の子供と同じように、発達障害児も風邪をひいたり体調が悪くなることって幼児期にはありがちなことです。
ただし、感覚が過敏だったり不安が強い発達障害児は病院で暴れることがしばしばあります。


人目をはばからず暴れる我が子を見ると、周りの目も気になるし、泣きたくなります。

普通のお子さんでも注射で泣いたり、歯医者で暴れたりしています。
だけど、普通のお子さんは経験を学習することができますから、だんだんと暴れなくなります。
発達障害のあるお子さんは大きくなっても暴れている子がいたりします。

いったい何が違うのでしょうか?



我が家の場合は、やはり感覚不安が原因の大きな部分を占めていると思います。
それから病院の先生や看護士さんとの相性。



病院というところは、これからも長くお付き合いしていかないといけない場所なので、発達障害児には悪いイメージを抱かせない方がいいと考えています。
大人になれば、健康管理も大切な課題の1つですから・・・


病院に関してはかなり苦労した私ですが、今までの経験を少しまとめてみたいと思います。



本人が安心できるように配慮することが大切

いろんな病院に行って感じたのは、本人が先生やスタッフの方たちを信頼することが一番大切だということです。
どんなに腕のいい先生でも無理やり注射したり処置をしたりすると、発達障害児は暴れます。警戒心がとても強いです。

私も病院に行く途中で、これから起こるであろう段取りを事前に説明しておきます。
「事前に・・・」というのが大切で、事前に説明しておくのと説明なしでいきなり診察室に呼ばれるのでは大きく違います。

幼児は専門的なことはわかるはずがないと思われるかもしれませんが、

  • 今から具合が悪いところ(怪我したところ)を治しに行く
  • 先生が治してくださるから安心してね
というようなことはきちんと話せば伝わっていたようです。

Yahoo!ブックマークに登録する  はてなブックマークに登録する   
 

関連記事

  1. 幼児の睡眠 暑くて睡眠不足にならないように
    暑さに弱い発達障害児。夏の睡眠不足を解消するための工夫を紹介
  2. 発達障害児の暑さ対策
    発達障害児は、温度調節が苦手な子が多い。今年も猛暑になりそうなので、上手に暑さ対策をする必要がある。
  3. こだわりが強いタイプへの薬の飲ませ方
    発達障害児の薬の飲ませ方。色や味にこだわりがある場合の対処方法。工夫。
  4. 薬の飲ませ方は年齢に応じて
    自閉症や発達障害児の中には薬を飲むのが苦手な子がいます。親も飲ませるのに苦労しますが、年齢によって状況は変わってきます。根気よくお子さんにつきあっていくことが大切です。
  5. 薬のいろいろな飲ませ方
    自閉症や発達障害児は薬を飲むのが苦手な子が多いです。市販されているグッズや我が家の工夫を紹介。
  6. 一般的な薬の飲ませ方
    自閉症や発達障害のお子さんの中には、薬を飲むのがとても苦手なお子さんがいます。まずは一般的な薬の飲ませ方を見てみましょう。
  7. 発達障害児の薬の飲ませ方
    病院で処方された薬の飲ませ方についての悩み。対処法、便利グッズ。
  8. 発達障害児が病院と仲良くなるコツ
    発達障害児の病院との付き合い方。調子がいいときにレントゲンに慣れるなどの事前準備は効果があるかも。
  9. 病院側にも発達障害であることを伝えよう
    病院で事前に発達障害であるということを伝えておくと、スムーズに診察が受けられた。薬のこだわりなども伝えておくとよい。
  10. 発達障害児と病院とのお付き合い
    発達障害児にとって病院は苦手な場所のひとつ。上手に視覚支援やスケジュールをつかって安心させることが大切。

コメントする

アルバイト