私がいつも思うのは、
「様子を見ましょう」と言われて
先生に言われた通りに
様子を見ていた(放ったらかしにしていた)お子さんというのは
いつまでたっても、気になるお子さんだということです。
言葉かけをちょっと工夫したり、
お子さんのことを気にかけているんだなぁ
というお母さんのお子さんは
少しずつ変わってきます。
あなたのお子さんは発達障害です。
この言葉の意味、重たいですよね。
ですから、診断するお医者様もそうとう気を遣っているだろうな、と思います。
だから、
様子を見ましょう
などという、「あいまいな」表現になるのではないかと思います。
でも
親の立場からみると「様子を見ましょう」といわれて
最初に感じるのは安堵感だと思うんですよね。
あ~よかった とか
ウチの子は違うんだ とか
診断を受ける前のドキドキ感が、安心に変わると
今までのストレスがすぅ~っと消えていくのがわかると思います。
少なくともその瞬間は・・・
ですけど、お子さんの困った行動は、それで治りましたか?
お父さんお母さんのストレスは減りましたか?
せっかく安堵しても、お子さんとの暮らしは変わってないと思います。
そこが今の医療現場の問題だと、私は思います。
様子を見ましょうと言われても
やっぱりお子さんのことが気になるなら、
本屋さんで本を調べたり、カウンセリングを受けたりしても
いいと思います。
実は、発達障害児への対応方法は、発達障害児限定ではなく、
普通のお子さんにも有効な方法なんですよ。
ですから、気になることがあれば、行動するべきだと思います。