先日、親の会で茶話会を行いました。
そのときに出た話題について、紹介したいと思います。
診断されて、障害を受け入れて楽になりました♪
あるお母さんがこんなことを言われました。
「診断されて、障害を受け入れて楽になりました♪」
そのお母さんは、診断されたことによって、
今までのもやもやが「ストン」となくなったそうです。
子育てをしながら
「なんか変だなぁ・・・」
と思いながらも「発達障害」ということには気づかないで頑張っていたそうです。
こどもができないことに腹を立て、しょっちゅう怒ったりしていたんだそうです。
でも、発達障害と診断されて、一番最初に感じたのは
「安堵感」
だったといいます。
それほどひとりで思い悩んでいたんでしょうね・・・
実は、私も同じような経験があります。
だから、すごくよくわかります。
「やっとわかってもらえた」
「私の苦しみを理解してもらえた」
という安堵感を当時の私も感じました。
診断を受けてから、思い悩むこともあったそうですが、
そのお母さんは
「長い目で」
「丁寧に」
子育てをすることを心がけるようになったんだそうです。
ちょっとしたことで怒ることがなくなり、
お子さんのちょっとした成功を親子で喜ぶ余裕もでてきたとか。
障害受容の難しさ
障害を受け入れるというのは、簡単なことではありません。
発達障害と診断されて、受け入れられず、
怒って帰ってしまう人も少なくないといいます。
「障害」という言葉の意味は重たいですよね・・・
「健常」から「障害」へ・・・
今まで積み上げてきたものが崩れてしまうほどの
ショックを受ける方も、いらっしゃると思います。
が、今までも一生懸命がんばってきましたよね?
発達障害を受け入れる・・・というのは、
それほど悪いことではないですよ。
ちょっと視野が広がる感じかなぁ・・・
本屋さんで発達障害に関する本をぱらぱらとめくってみてください。
もしかしたら、あなたの悩んでいることのヒントが見つかるかもしれないです。
講演会や勉強会で話を聞いてみてください。
もしかしたら、あなたの悩みの原因がわかるかもしれないです。
診断を受けなくても、最近では本などからヒントを得られやすくなっています。
それくらい、
発達障害かもしれない気になるお子さんが世の中に沢山いる
ということです。
私も、子どもの苦手なことやできないことについて、
日々どうやったらできるのかを工夫したり勉強したりしています。
その結果、できることもずいぶん増えました。
子どもの笑顔が増えると、家族も明るくなりますよね。
これも、わが家が発達障害を受け入れているからだと思います。