4月・・・
新しく幼稚園や保育園に入園したお子さんもいると思います。
それから、ひとつ学年が上がったお子さんもいると思います。
わくわくドキドキの新生活・・・
でも発達障害児にとっては環境変化するこの時期は不安が多い時期です。
しばらくはお子さんの様子をしっかり見ていてくださいね。
いろんなことが、起こりますから・・・
これは我が家の例です。
幼稚園生活3年間、しょっちゅうやられました。
最初は「あ、熱がでた」程度だったのですが、
よく見ると
・落ち着きがない
・何だか様子がいつもと違う
・熱が下がった後もスッキリしていない
しばらく様子を観察していて、
「何か心配事があるのかな?」
ということに気がつきました。
子どもってデリケートです。
「何も分かってない」
「まだ気付かない」
とか普通のお子さんのお母さんたちは言われますけど、
私は
「子どもだっていろんなことを感じたり、思ったりしている」
と言いたいです。
・担任の先生がお休みだった
==>明日来るのか?来ないのか?
・今日はいつもと違う教室だった
==>明日はどの教室にいけばいいんだろう?
私たちからしてみると
「えっ、こんなことで」
と思うことに子どもたちは戸惑い、心配しています。
その結果、熱を出してしまうんです。
幼児期のお子さんは、口が達者な子もいれば、あまり話さない子もいます。
不安や気持ちなど、目に見えないものを言葉で表現するのは
年齢的にも難しいです。
だから、体調に現れるのかもしれません。
風邪やインフルエンザのように、熱が下がればスッキリ・・・という場合は
心配ないですが、熱が下がっても元気がなかったり、メソメソしたり、
表情を見て「?」と思ったら、お子さんの周りの様子を観察してみてください。
お子さんの行動を観察する
というのは、発達障害児を持つ親御さんにぜひとも身につけていただきたいスキルのひとつだと思っています。
行動を観察することで、原因が見えてくる場合が多いです。
原因に対して共感したり、対処方法を考えていくことによって、お子さんとの信頼関係も生まれてきます。
幼児期は、お子さんも自分中心の世界なので、原因が単純なことが多いです。
なので、幼稚園や保育園に通う数年間の間に信頼関係が築かれるのと築かれないのでは、小学校に入った時に大きく差がでてきます。
ぜひとも観察してみてくださいね。