子どもの偏食というのは、世の中のお母さんたちの悩みのひとつだと思います。
そのなかでも
・発達障害児の偏食
・自閉症児の偏食
こだわりや感覚の問題などが深くかかわっていて
なかなかやっかいです。
あ、中にはあっさり偏食問題を解決してしまった人もいます。
その違いは何なんでしょうね・・・わたしも知りたいです。
我が家では、偏食対策のひとつとして、『調理法』を工夫してきました。
なかには「こんなの あり?」と思われるものもあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。
トモは、2~3歳のころ、野菜が全然食べれませんでした。
あるとき、ふとしたきっかけでトモが「青汁」を飲んだことから、
軟らかく煮た野菜をミキサーでペースト状にする作戦がはじまりました。
<ペースト野菜の作り方>
【材料】
野菜 適量
香りや味にクセがある根菜類(ごぼう・レンコンなど)はあまりオススメしません。
【作り方】
①圧力鍋、または鍋で野菜を軟らかく煮る。
②粗熱がとれたら、ミキサーでドロドロにする。
③フリーザーバッグなどで冷凍。使うときに必要な量だけ取り出して使う。
フリーザーバッグに薄く伸ばして冷凍すると、使いたい量だけポキポキ折れて便利です。
ペースト野菜は、ハンバーグ・餃子・カレーなどに混ぜ込んで使います。
玉ねぎ・キャベツ・大根などは、この方法で大量に消費していました。
ペーストにすると、カサが減って意外にも多くの野菜を取れるんですよね。
現在では、野菜ペーストはほとんど作っていませんが、
カレーだけは、いまだにミキサーでペースト状にしないと食べません。
具沢山カレーは、具が大量に残っちゃうんですよ。
どうやら、ウチの子たちは、具なしドロドロカレーが
「母さんの味」と勘違いしちゃっているみたいです(汗)
肉などは、薄切り肉をフライのようにカリッとさせるとよく食べるということに気が付きました。
・・・ということで、お肉カリッと作戦です。
下味をつけたブタの薄切り肉に小麦粉・卵・パン粉をまぶし、少なめの油で揚げ焼きにする。
小麦粉 ==> 卵 ==> パン粉 ==> 卵 ==> パン粉
のように、卵とパン粉を二度づけして衣を厚くした方が
サクッとして食べやすいようです。
ウチの子は、ニンニクのパンチのある味が好きでした。
それで、ガーリック醤油をつくり、味付けに使いました。
普通の醤油よりもパンチのある味に仕上がります。
「青汁」にハマった時は、ビックリしました。
「偏食大王のトモがこんなもの飲むの?」
って感じでしたし (笑)
試してみたら
ブロッコリーやホウレンソウの形が見えるとNGだけど
ドロドロのペースト状にしたらいける!!ってことが
わかったんです。
しばらくは、「バジルパスタ」ならぬ「グリーンパスタ」に
ハマっている期間がありました。
2~3年くらい続いたんですよ。
今はグリーンパスタはNGです。
バジル、抹茶などの緑系の「味」が違うということを
学習してしまったんです。
その代わり、形があっても食べられるようになりました。
偏食も年齢とともに変化していきます。
見た目は「変」でも通過点だと思えば、いいのではないでしょうか。